夏の甲子園でプロ注目の12人をスカウトが分析。ドラ1候補になれる選手は? (6ページ目)
横浜相手に7回途中5安打無失点と好投した広島新庄・花田侑樹この記事に関連する写真を見る花田侑樹(広島新庄/投手/182センチ・75キロ/右投左打)
「フォームがよく、バランスもコントロールもいい。独特のしなやかさがあり、いかにも投手といった雰囲気がある。センバツのあと、ヒジを痛めたそうなのですが、そのわりによく投げたと思います。現時点で上位指名はないと思うのですが、下位なら十分に可能性はあると思います。高いレベルで競争することでセンスも磨かれていくでしょうし、体ができてくれば、さらに楽しみが増えるでしょう」(パ・リーグスカウトD氏)
「以前からタテの変化球がよく、注目していた投手でした。昨年秋から今年春にかけて右肩上がりで成長してきましたが、センバツ後に故障して、夏まで投げ込みができなかった。その影響が出た感じがしました。とはいえ、素材はすばらしい。これから体も大きくなるでしょうし、将来はプロでローテーションに入るだけのピッチャーになるでしょう」(セ・リーグスカウトC氏)
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