元ドラ1「未完の剛球王」が
独立リーグで復活。メジャーへの扉を叩く (4ページ目)
今シーズン、コンスタントに記録する160キロ近い剛速球とともに、登板7試合で7イニングを投げ、1勝1セーブ、防御率1.29という数字を残していた北方に、マイナー契約ではあるが、ロサンゼルス・ドジャースからオファーが届いた。
北方悠誠、25歳――未完の剛球王は、紆余曲折を経てメジャーのスタートラインに立った。そんな北方に、ストライクを取るのに汲々としていた過去の自分に言いたいことがあるか聞いてみた。
「そういう自分があったから、今があるんじゃないかと思います」
NPBドラフト1位、独立リーグ経由、メジャー リーグ。北方の旅はまだまだ続く。
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