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【箱根駅伝2026】順天堂大・長門俊介監督が感じていた成長「失敗が少ないチームになってきたなという手応えがありました」 (2ページ目)

  • 佐藤俊●取材・文 text by Sato Shun

【他大学を見ても焦りはなかった】

 今シーズンに入り、選手はジョグで距離を踏んだ。全日本大学駅伝の予選会は3位で通過、箱根駅伝の予選会は2位で通過。ここで選手の成長を感じられたという。

「この時は、試合に対する意識が変わってきたと思いました。箱根予選会もそうでしたが、想定外のことも想定内と思えるくらい準備をして臨んでいたので、動じないというか、安定感が出てきました。そのあとの全日本大学駅伝は8位でしたが、失敗が少ないチームになってきたなという手応えがありました」

 11月は、世田谷246ハーフマラソン、上尾シティハーフマラソン、MARCH対抗戦など多くのレースが行なわれ、青学大や中央大からは10000mで27分台の選手が続出するなど異例の記録ラッシュとなった。一方で、順天堂大は、吉岡の28分05秒がトップタイムで27分台はひとりも出なかったが、強豪校のレベルが上がるなか、焦りはなかったのだろうか。

「27分台がどんどん出てきて、素直に学生のレベルが上がったなぁと思いましたね(笑)。ただ、うちはその時期、ほとんど試合に出ていませんでしたし、吉岡と玉目(陸/2年)が、日体大記録会で28分前半のタイムを出した時も特に調整せず、練習からの流れで出せたので、27分台に近い能力は備わっているのを確認できました。

 また、自分たちの箱根の目標は5位内で、27分台を出しているチームの目標は優勝争いでした。目標の違う学校を意識するよりも、確実に5位内に入るためにいい準備をして、チャンスがあればという意識でしたので、焦りはなかったです」

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