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卜部蘭の憧れは「自由人」。仲間から
「いい加減と言われても嫌じゃない」 (2ページ目)

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi
  • 村上庄吾●写真 photo by Murakami Shogo

小学校6年間マラソン大会で優勝をして表彰された/本人提供小学校6年間マラソン大会で優勝をして表彰された/本人提供――陸上以外のスポーツには興味はなかったのですか。

 やるのも観るのも好きで、バレーボールや卓球などの球技もけっこう好きです。でも、専念したいと思ったのは陸上しかないですね。陸上を始めたきっかけも、父が教えていた高校の教え子たちの応援に行って「中距離選手が一番かっこいい」と思ったからで、小学生の時の作文に、将来の夢は「陸上選手」と書いていました。

――陸上の楽しさと他のスポーツの違いはなんだと思いますか?

 自分が練習をやった分だけ、記録という形で結果に現れるところでしょうか。比べるものがはっきりしているところが好きです。高校までサッカーをやっていた弟も、大学に入ってから陸上の中距離を始めたのですが、きっかけはそういうところらしいです。

――同じクラブの選手に「Urabe World」など言われていますが、自分でもそう思うことはありますか?

 そう言われると「そうなのかな?」と思いますが、意識したことはないですね。ただ、マイペースかなとは思います。自分は自分、という考えがあるので、そこがそう見えるのかもしれません。それが普通だと思っていたというか、逆にみんながどう感じているのかわからないし......。どう変えていけばいいんでしょう(笑)。

――陸上一色の生活のようですが、オフなどのリフレッシュ方法は何ですか。

 弟がやっていた影響もあって、サッカーを見るのは好きですね。なぜサッカーだけなんですかねぇ......。応援風景や、チーム戦という要素も好きなんですが、きっと、ずっと動いていて展開があるからかなと思います。反対に野球にそんなに興味が持てないのは、途中で止まるからかもしれません(笑)。

――ハマっている食べ物などはありますか?

 餃子とカレーが好きです。この前、横田真人コーチに教えてもらった亀戸餃子がおいしかったですね。一度、餃子の食べ放題も挑戦してみたいんですよね。自分がどのくらい食べられるのか興味があるんです。カレーも神保町のカレースタンプラリーに参加したことがあります。

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