検索

【カーリング】女子日本代表フォルティウスのライバルたちが見たミラノ五輪 「また別の見方ができた」と藤澤五月 (3ページ目)

  • 竹田聡一郎●取材・文 text by Soichiro Takeda

「自分が(五輪に)出ていると、他のチームを見る余裕がないのもありますが、テレビだと(他国の選手の)表情も見えたりして、『あ、表情がこわばっているな』『カナダの選手でもこういうふうに焦ったりするんだな』と、また別の見方ができました。

 オリンピックって、スケジュールにわりと余裕があるんですよね。試合をしていない時にどう過ごすかが大事なんですが、何度も出ていて、勝ったり負けたりの経験が多いデンマークの(マデライネ・)デュポン選手や、スウェーデンのアンナ(・ハッセルボリ)選手が、オリンピックで強い理由が少しわかった気がします」

 戦術的には、金メダルを獲得したスウェーデンが「相手の分析と対策をしっかりしてきた印象がある」と藤澤。

「準決勝のカナダ戦では、2エンドから2センター(センターガードを縦にふたつ並べる作戦)を置いてきたりと、『いつも(のスウェーデン)と違うな』という部分がいくつかあった。見どころは多かったです」

 藤澤がコーチを務めたロコ・ステラは、北海道選手権決勝で札幌国際大学に惜しくも敗れ、2年ぶりの日本選手権出場はならなかった。試合後、松澤弥子や佐々木穂香ら若い選手を抱きしめて健闘を労う藤澤の姿があった。

「大会中にチームが成長しているのが、コーチの席から見ても感じました。(ロコ・ソラーレと比較するとチームとして)経験年数も、コミュニケーションの方法も違うんですけれど、みんなが『強くなりたい』と願っているのは同じ。私たちもまだまだ成長できるようにステラを見習っていきたい」

(つづく)◆フォルティウスのライバルたちも多くの収穫を得たミラノ五輪>>

フォトギャラリーを見る

3 / 3

キーワード

このページのトップに戻る