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畠山愛理は基本ネガティブ。それでも
「性格を変えようとは思わない」 (2ページ目)

  • sportiva●文 text by sportiva
  • 佐野隆●写真 photo by Sano Takashi

―― では、もしかしたら今後。

畠山 あると思います。今はちょっと新体操界から出ていますけど、でもいつか...だいぶ先ですよ。結婚して子どもが離れて、というぐらいで、新体操の先生として楽しさを伝える教室をしたいなと。

―― 成績や強さにはこだわらないで、という感じですか。

畠山 そうですね。最初の方向はそれだと思います。自分がそうだったんです。最初、子どもには楽しいっていうことを感じさせてあげないと、絶対続かないので。その最初の感覚を味あわせてあげられる教室ができたらいいですね。

―― テレビでは、『30分ワンカット紀行』にレギュラー出演されていて、少し前にはイチロー芸人のときに『アメトーーク!』(テレビ朝日系)にも出演されていました。バラエティーはいかがですか。

畠山 すごく向いてないと思います(笑)。最近やっと自分らしく出られるようになったんですけど、今まで、バラエティーは面白くしないといけないと思っちゃっていて、素じゃない自分を出してしまって苦しくなっていた時期があって。バラエティーはもういいかなって思ってたんです。でも、やっと慣れてきて、「ああ、このままの自分でいいんだな」みたいな。

―― 畠山さんの「素」はどんな感じなんですか。

畠山 普段は明るいですし、しゃべるのも好きなんです。でも、基本ネガティブではありますね。それがわかっているからポジティブに考えようっていうような意識はいつも持っています。それはやっぱり現役の時に、ネガティブじゃあまりよくないっていうことをすごく感じてきたし、それが邪魔なものだということがわかっていたので。でも、元の性格ってたぶん変えられないんですよ。だから、今の自分の性格は変えようとは思わない。

―― エゴサーチもされているそうですが。

畠山 します、します。1日1回は絶対しますね。

―― 見るのに勇気がいりませんか。

畠山 裏で何か言われて知らないでいるよりマシです。それで悲しくなることも、もちろんあるんですけど、ある意味改善するところを教えてくれている感じでもあるんですよね。だから、テレビ番組とかそうなんですけど、まだ言葉数が少ないというか、バリエーションがないので、自分がこう伝えたいのに、ちょっと違ったニュアンスで失礼な言い方をしちゃった時とか、「やっぱりこうやって思われていたんだ。じゃあ、こういう時どういうふうな言い方をしたらよかったのかな」とかも考えられたり。とにかく裏で言われるのが嫌いなんです。自分が好きとか思われそうですけど、そういうわけじゃないんですよ。

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