【フィギュア】浅田真央と島田麻央がアイスショー初共演 18歳下の「まお」からの質問に金言 (2ページ目)
【名前を受け継いだ16歳の新星と初共演】
「島田麻央選手のお母さんが、私のことを応援してくれていたみたいで、『まお』という名前をつけたというのはニュースで知っていました。今回、会えるのを楽しみにしていて。輝くトップスケーターの皆さんと、スペシャルな時間を過ごせるように」
浅田は、昨年12月の全日本選手権で坂本に次いで2位になった16歳の新星、島田について語った。
それに対し、壇上で隣に座っていた島田はリスペクトを込めてこう話している。
「(浅田に)ずっと憧れ続けてきて、同じアイスショーに出られると思っていなかったので、すごくうれしいです。なかなか生で演技を見られないので、貴重な機会を大切にしたいと思います」
会場では、関係者から優しい笑みが漏れた。生で演技を見たことがない、というほどの世代の差。そこには月日の流れが横たわる。
浅田は、島田が生まれた2008年10月には、すでに全日本選手権を連覇し、GPファイナルで2度優勝、四大陸選手権にも優勝し、世界選手権も制覇していた。10代でフィギュアスケート界を超えたスーパースターだった。その後、五輪でも可憐な演技で、世界に名をとどろかせ、2017年4月に惜しまれつつ現役を退いている。
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