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無良崇人が語るこれからの男子フィギュア。宇野昌磨、鍵山優真に続く存在は? (3ページ目)

  • 辛仁夏●文 text by Synn Yinha
  • 能登 直●撮影 photo by Noto Sunao / Dreams on Ice 2022

 僕がコーチをしている佐藤選手にしても、友野一希選手にしても三浦佳生選手にしても、切磋琢磨しながら成長することができる。次の世代は、僕が現役の頃の、町田樹さんや小塚崇彦さん、織田信成さんらが競い合った時代のような感じのシニアの戦いになると思いますので、全日本選手権でどうなるかが楽しみです。

 ルールも変更された今季は、五輪の4年サイクルの1シーズン目になります。ファンにとっては、スケートやプログラムを見ることがわくわくするシーズンになるはずです。また、ジャンプやスピンなどの技術面では表現力の質も問われてくると思うので、選手は試行錯誤をしないといけないシーズンになると思います。

 フィギュアスケートのルールはどんどん幅が狭まり、要求が高くなっているので、多彩な力を発揮できる選手が勝ち残っていく世界になっていくんだろうと思っています。

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