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羽生結弦が新プログラムに込めた思い。SP首位発進でフリーも注目度大 (2ページ目)

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi
  • 能登 直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

ロックの新プログラム『レット・ミー・エンターテイン・ユー』を披露した羽生ロックの新プログラム『レット・ミー・エンターテイン・ユー』を披露した羽生 トリプルアクセルもきれい決めると、プログラムがさらに盛り上がってくるなか、スピンやステップシークエンスも余裕を持ってこなし、最後はコンビネーションスピンで締めくくって笑顔を見せた。

 得点は103.53点。2位の鍵山優真に4.97点をつけて首位となったが、羽生としては予想外に低い得点だった。

 羽生は演技後にこう話した。

「正直楽しむことはできたと思うが、点数的にはいい点だったとは言えない内容。明日(26日)に向け、修正して臨みたい」

 羽生は、得点が伸びなかった要因をテクニカルの問題と分析。冒頭の4回転サルコウや連続ジャンプのセカンドに不満を持っていた。

「自分のジャンプは出来栄え(GOE)を取ってナンボなので、しっかりつけられなかったのが課題だなと思います」

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