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【女子プロレス】師匠の葉月も驚くフワちゃんの覚悟 自身の飛躍も目指しながら、弟子のことを「第一に考えて動いている」 (3ページ目)

  • 大楽聡詞●取材・文 text by Satoshi Dairaku

【メキシコで経験した過酷な連戦】

――葉月選手自身は現在、CMLL日本女子王座(メキシコ)とスパーク女子王座(アメリカ)を保持しています。昨年はFWC(コグマとのタッグ)として海外遠征も経験しましたね。

葉月:日本と海外では戦い方もファンの評価もまったく違います。ただ、これだけ長くプロレスを続けてきたからこそ、どんな環境でも戦える対応力は備わっていると感じました。メキシコでも、FWCのタッグワークを見せることができたし、大きな収穫でした。

自身のプロレス人生と今後について語った葉月photo by Shogo Murakami自身のプロレス人生と今後について語った葉月photo by Shogo Murakamiこの記事に関連する写真を見る

――メキシコは食事の面で過酷だと聞きます。

葉月:実は、食事はできるだけ食べないようにしていました。連戦が続く過酷なスケジュールだったので、お腹を壊して試合に出られなくなるのが一番怖かったです。とにかく、水ですね。水道水は絶対に口にせず、ペットボトルの水しか飲まないようにしました。リング上だけでなく、衛生面など"見えない敵"とも戦っている感覚でしたね。

――海外ではバス移動でのトラブルもよく耳にします。

葉月:出発時間もよくわかりませんし、点呼も一切ないんですよ(笑)。自分の座席は決まっていても、いつ出発するのかわからない。通訳の人から「12時出発だと思います」と言われても、実際には13時すぎまで動かなかったり......移動中の車内で、大音量でサスペンス映画が流れていて、悲鳴が響くなかでまったく眠れなかった時もありましたね。「静かに寝かせてよ!」と思いましたよ(笑)。

――そう考えると、日本の環境は恵まれていますね。

葉月:日本は食べ物がおいしいし、治安もいい。海外だと「スリに気をつけろ」「ポケットにスマホを入れるな」と常に気を張っていないといけませんでしたから。安心して生活できるありがたさをあらためて感じました。

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