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【女子プロレス】師匠の葉月も驚くフワちゃんの覚悟 自身の飛躍も目指しながら、弟子のことを「第一に考えて動いている」 (2ページ目)

  • 大楽聡詞●取材・文 text by Satoshi Dairaku

【コーチとして、フワちゃんの姿勢に応えたい】

――現在はフワちゃんとタッグを組む機会が増えていますね。

葉月:今は「フワちゃんを強くしてあげたい」「自力で勝利をつかませてあげたい」という気持ちが強いんです。そのなかで、タッグならではの楽しさを伝えたいと思っています。

――将来的にはフワちゃんとタッグベルトも見据えていますか?

葉月:いずれは狙いたいですが、私だけの気持ちだけでは決められません。パートナーとしてのフワちゃんの気持ちも大切ですから、お互いに話し合いながらですね。ただ、現在のトップ戦線で活躍するユニット「H.A.T.E.」の選手と渡り合うには、もう少し時間が必要ですね。

――フワちゃんが使う技は、葉月選手のアドバイスで決めたんですか?

葉月:私から提案することもありますし、彼女から「この技を使ってみたい」と相談されることもあります。彼女自身、動画を見て熱心に勉強していますからね。

――ご自身の試合に加え、コーチという大役。精神的にパンクすることはありませんか?

葉月:ありますね(笑)。オフでもプロレスのことを考えてしまいます。今は自分のこれからも考えなければいけない時期ですが、つい「フワちゃんをどうよくするか」を優先して考えてしまう。それがまとまってから、ようやく自分のことを考える、という順序になっています。

――まさに"師匠"のような視点ですね。バックステージでも、落ち込むフワちゃんに対して的確なフィードバックをしている姿が印象的です。

葉月:彼女は練習の時から自分の動きを動画に撮って、ドロップキックなどひとつひとつの技を何度も見返して反省しています。その姿勢に、私もしっかり応えたい。最近は「フワちゃんが評価されているのはコーチがいいからだ」と言っていただけることも増えましたが、指導者としても報われていると感じています。

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