【プロレス】藤波辰爾が明かす、棚橋弘至の引退セレモニー裏話 すべてを出しきった「社長」にエールを送った
藤波辰爾インタビュー 後編
(前編:ウルフアロンの新日本デビュー戦は何点? 「僕自身も技を受けてみたい」と対戦に意欲>>)
【引退セレモニーでの棚橋とのやりとり】
新日本プロレスの棚橋弘至が、1.4東京ドーム大会で引退した。超満員札止めとなる4万6913人が会場を埋め尽くすなか、AEWで活躍するかつてのライバル、オカダ・カズチカとの33分03秒に及ぶ激闘に敗れ、26年間のレスラー人生にピリオドを打った。
ラストマッチ後の引退セレモニーでは、同期入門の柴田勝頼をはじめ、今はAEWで活躍するケニー・オメガ、ウィル・オスプレイ、ジェイ・ホワイト、飯伏幸太も登場し、プロレス界を牽引したエースを称えた。そのなかで、棚橋がファン時代から憧れた新日本プロレスの先輩、藤波辰爾も花束を贈った。
そんな藤波が、リング上で棚橋に贈った言葉や武藤敬司との"ハプニング"の裏話を披露。さらに、新日本プロレスの社長として生きる"第二の人生"にエールを送った。
引退セレモニーで「自撮り」をした(左から)武藤敬司、棚橋弘至、藤波辰爾 photo by 東京スポーツ/アフロこの記事に関連する写真を見る
棚橋の引退試合を東京ドームで見た藤波は、超満員のドームに感動を覚えた。
「あれだけのお客さんがドームに集まったのは、猪木さんの引退試合(1998年4月4日)以来だと思います。それは本当にすごいことで、感動しましたよ。いかにファンに愛されてきたかの証だし、『棚橋がやってきたことが報われたなぁ』と思いました。もちろん棚橋自身もそう感じたと思うし、僕もあらためてプロレスファンに感謝したいなと思いましたね」
引退セレモニーで花束を手渡した際には、ふたつのことを伝えたという。
「まずひとつは、『新日本プロレスをここまで守ってくれて、ありがとう』という感謝の言葉。僕は新日本をやめた人間ですけど、(アントニオ)猪木さんが旗揚げした時からずっと新日本で闘ってきた僕にとっては"ふるさと"ですし、その思いは変わらないんです。大変な時代もあったと思いますが、棚橋が先頭に立って引っ張ってくれて、今年で54年目を迎えるわけですから、そこへの感謝を伝えたかったんですよ。棚橋は、『ありがとうございます』と答えてくれました。
もうひとつは、『本当に引退していいのか?』ということ。その問いには、棚橋は黙っちゃいましたね(笑)」
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