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【プロレス】「引退するまで棚橋弘至を独占したかった」次期エース候補・上村優也が胸に秘めていた最後のシナリオ (3ページ目)

  • 井上崇宏●取材・文
  • 市川光治(光スタジオ)●構成

── 自分以外にそれを担える選手もいないだろうと。

上村 いないです。ただ、棚橋さんはエースを自称して、ファンも認めるエースになりましたけど、僕は「エース」という呼び名はちょっと違うと思っているんですけど......でも新日本プロレスの本隊として、新日本プロレスの正統派、ど真ん中、もしそれを「エース」と言うのであれば、僕はそのエースになる。

── 棚橋弘至とはまた違ったタイプのエースに、ということですね。

上村 そうですね。呼び名が違うのかもしれないですけど、新日本プロレスの本隊の正統、ど真ん中を突っ走るのは僕だと思っています。

【ノートに描いた理想を追いかけて】

── 人それぞれ、最初にいつ頃のプロレスを見てハマったのかで、プロレス観って違いますよね。上村さんはやっぱり棚橋選手がエースになった時代の新日本を見てきたから、自身もそこを目指すんでしょうね。

上村 それは知らず知らずのうちに潜在意識としてあるのかもしれないですね。でもファンの頃は、棚橋さんのことがめちゃくちゃ好きというわけではなかったんですよ。最初、僕はやっぱり真壁(刀義)さんがかっこいいなって思ってプロレスを見るようになって、途中からCHAOSでヒールだった頃の内藤(哲也)さんがすごくプロレスを楽しそうにしていたので「なんか面白そうだな」と。内藤さんは2010年にメキシコから凱旋帰国して、すぐにNEW JAPAN CUPで棚橋さんに勝ったんですよね。

── ファンだった時代はヒールも好きだったと。

上村 そうしてプロレスを見ているうちに自分もプロレスラーになりたいと思って、そこからはとくに誰が好きとかはなく、「この選手とだったらこう闘おう」とか、そんなことをずっとイメージしながら見ていました。

── その頃の想像上の自分は、今のような感じなんですか?

上村 そうです。当時はノートとかに書いたりしていましたね。「コスチュームはこういうのかな?」とか。

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