武藤敬司が社長・棚橋弘至に送るエール 「100年にひとりの逸材をつくらねぇと。今の時代、AIに聞けば教えてくれるよ(笑)」 (4ページ目)
── 49歳になりました。
武藤 49で引退か。ってことは、あいつは「100年にひとりの逸材」じゃなかったな。だってまだ半分も生きてねえじゃん。
── 武藤さん、「100年にひとりの逸材」というのはそういう勘定じゃないんですよ(笑)。
武藤 アッハッハッハ。それだけは無念だろうな(笑)。いやいや、それは冗談としてさ、これから新日本の社長として、今度は自分じゃない「100年にひとりの逸材」をつくらねぇと。きっと今の時代は、AIに聞けばつくり方を教えてくれるよ(笑)。
武藤敬司(むとう・けいじ)/1962年12月23日生まれ。山梨県出身。84年10月5日、新日本プロレスでデビュー。同期の蝶野正洋、橋本真也との「闘魂三銃士」として注目を浴び、エースとして活躍。もうひとつの顔であるグレート・ムタはアメリカと日本で絶大な人気を博す。2002年2月に全日本プロレスに電撃移籍すると、同年10月には社長就任。13年5月に全日本を退団すると、同年7月にWRESTLE−1を旗揚げ。20年4月で同団体が活動休止となるとフリーとしてNOAHに参戦。21年2月にGHCヘビー級王座を戴冠しメジャー3団体の王座を獲得する"グランド・スラム"を達成。さらにNOAHに電撃入団。 23年2月21日、東京ドームにてプロレスを引退
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