ほぼノーギャラ、他選手から嫉妬...。キューティー鈴木「好きで芸能の仕事をしてたんじゃない」 (4ページ目)

  • 堀江ガンツ●取材・文 text by Horie Gantz
  • photo by Shogo Murakami


――キューティーさんは98年に引退されましたが、いまの女子プロレスは見ていますか?

「同期の尾崎魔弓が、OZアカデミーという団体を率いてまだ現役を続けているので、『えらいなー、尾崎は』って感心しながら年2回くらい見てますけど、それくらいですね」

――今の女子プロレスはアイドル的な選手がたくさんいるので、キューティーさんは30年くらい早かったのかなって思います(笑)。

「アハハハハ! そうしたら、いじめられなかったかもしれないですね(笑)。今はアイドルからプロレスラーになる人もいるんですよね? 女子プロレスの人気が復活してきているのはうれしいです。私たちの時代は、10代の女の子がみんな女子プロレスラーに憧れて、大勢の人がオーディションを受けていたので、またそういう時代が来たらいいなって思いますね。YouTuberより女子プロレスラーが憧れの対象になったらいいなって(笑)」

昨今のアイドルレスラーブームを微笑ましく見守るキューティー鈴木昨今のアイドルレスラーブームを微笑ましく見守るキューティー鈴木この記事に関連する写真を見る
【プロフィール】
キューティー鈴木
1969年10月22日、埼玉県川口市生まれ。1986年川口市立川口女子高等学校を中退し、ジャパン女子プロレスに入団。1986年9月19日、プラム麻里子戦でデビュー1989年、『週刊ヤングジャンプ(7月20日号)』の表紙を単独で飾るなどタレントとしても注目を集める。1992年4月3日、JWP女子プロレスに旗揚げメンバーとして参加。1998年12月27日、後楽園ホール大会で引退。引退後、リングからは離れ、2児の母として乳がん啓発運動などの活動を行なう。

【イベント情報】
キューティー鈴木 スペシャルライブ配信!「女子プロ☆3世代トーク」
●出演:キューティー鈴木、コマンドボリショイ、中森華子
●日時:7月15日(木) 20:00 - 21:00
●募集人数:30名
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