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【女子バレー】日本代表に初選出のミドル、アクアフェアリーズ富山の山口真季は常に「自分が合わせて動く」 (3ページ目)

  • 小宮良之●取材・文 text by Yoshiyuki Komiya

【日本代表で得たもの】

 2025年、山口はフェルハト・アクバシュ監督体制でスタートした日本代表メンバーに初選出された。

「代表で考え方が変わりました。『うまい人って、こういう時にこう考えるんだ』という状況判断も学べましたし、今まで以上に一歩引いて、客観的に全体が見られるようになりました。とにかく全体のレベルが高かったですね。私が(必要なことを)言おうと思った時には誰かが口に出しているんです」

 山口は感心するように言った。ただ、日本代表の話をしながらも、「オリンピックで活躍する」といったように話を飛躍させないところが彼女らしい。

「代表で刺激は受けましたけど、それで『自分の未来が見えた』という実感はありません。目の前のことをやる、というのが持ち味、長所でもあるので、継続していきたいですね」

 現実主義者の夢の追い方だ。

(後編:【ハイキュー‼×SVリーグ】山口真季が選んだベストメンバーは、黒尾・月島の「師弟コンビ」など安定感抜群>>)

【プロフィール】

山口真季(やまぐち・まき)

所属:KUROBEアクアフェアリーズ富山

1999年3月13日生まれ、神奈川県出身。175cm・ミドルブロッカー。小学3年の時に友達に誘われてバレーを始める。中学時代にJOC神奈川代表チームに選ばれ、大和南高校3年時に春高バレーに出場。国士館大学でも活躍し、2021年にルートインホテルズ信州ブリリアントアリーズ(現・信州ブリリアントアリーズ)に入団。翌年にKUROBEアクアフェアリーズ(現・KUROBEアクアフェアリーズ富山)に移籍した。2025年に日本代表に選出された。

著者プロフィール

  • 小宮良之

    小宮良之 (こみやよしゆき)

    スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。

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