清水邦広がSVリーグ1年目を分析 大阪ブルテオンは「いい意味でも悪い意味でも、劇的な成長がなかった」 (4ページ目)
【来シーズンに描く新たな夢】
さまざまな変化があったSVリーグ1年目。選手だけでなくクラブやリーグ、それぞれの課題も見えたシーズンではあるが、だからこそ次につながる、と清水は力を込める。
「全部面白かったです。ここ数年はずっと力の差も拮抗していますけど、今年は、より一層感じました。フルセットも多かったし、ストレートで勝っている試合でも点差は2点だったり、どこが勝ってもおかしくなかった。見ている人もドキドキハラハラしたと思うし、ニミル(・アブデルアジズ/ウルフドックス)みたいに21-24から120%のサーブを打ってくる選手もいる。
そういう世界線で試合ができて、間違いなく全体のレベルも上がったと思うし、SVリーグとして見れば、認知度、人気も高まったと思うので、これを単発で終わらせるのではなく最高峰のリーグにするために、ファンの方々も含めてみんなでつくりあげていきたい。ブルテオンの久保田(剛)社長も、選手やファンの意見を取り入れていろいろなことにチャレンジしてくれる方なので、来シーズンはさらにいいSVリーグ、大阪ブルテオンになると思うので、期待して見てほしいです」
もちろんそのなかには、清水もいる。今年長男が誕生し、新たな夢が増えた。
「上の娘が今年で3歳。子どもたちに、お父さんがバレーやっている姿を見せたいので、僕も僕なりに頑張ります」
さまざまな困難を乗り越えながら一歩ずつ、前へ進み続ける。
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