世界選手権で飛躍、注目ルーキー、休養からの復帰も。2022-2023シーズンのVリーグで期待の女子バレーボーラー10人 (5ページ目)

  • 高井みわ●文 text by Takai Miwa

この記事に関連する写真を見る■古賀紗理那(こが・さりな)

所属:NECレッドロケッツ アウトサイドヒッター・180cm

1996年5月21日生まれ 佐賀県出身 熊本信愛女学院高校

 今年度は日本代表の主将に就任。プレーでチームメイトを引っ張るタイプのキャプテンで、コート外でも後輩の選手たちをフォローするなど、きめ細やかな心配りでチームをまとめていた。

 世界選手権では第3戦の中国戦で右足首を負傷。大怪我を負った東京五輪の時と同じような状況だっただけに心配されたが、軽い捻挫と診断され、第6戦のベルギー戦から復帰を果たすことができた。高速バックアタックが持ち味で、前衛でのスパイクやブロック、サーブなどのテクニックについても「若手の頃と比べて格段にスキルアップしている」と眞鍋監督は賞賛する。

 所属するNECでもチーム力を重視しつつ、「得点することが私の役割」と常に発言している古賀。Vリーグでもさらなる成長が見られるのか、目が離せない。

(photo by 坂本清)

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