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帝京大の成長株・フッカー江良颯が3トライ!「相手のイヤなことをする」プレーで宿敵・早大を撃破 (3ページ目)

  • 松瀬学●文 text by Matsuse Manabu
  • 齋藤龍太郎●撮影 photo by Saito Ryutaro

S&Cコーチとの練習でパワーアップ

 江良の座右の銘が『雲外蒼天(うんがいそうてん)』。そのココロは?と聞けば、こう答えた。

「雲を突き抜けたら、晴天が待っている。努力して、つらいことを乗り越えれば、自分の世界が広がる、いい結果が待っているんです」

 171センチ、105キロ。大阪桐蔭高卒。逸材が真面目に努力すれば、そりゃいい選手になるに決まっている。S&C(ストレングス・コンディショニング)コーチと、フィジカルアップに努め、相手への当たり方、効果的なボディコントロールも研究しているそうだ。

 どんな?

「僕がいつも考えているのは、相手がイヤなことをすることです」

 帝京大は強い! 対抗戦グループ制覇、大学選手権連覇にばく進する。次は11月20日、明大との全勝対決。江良がリードする。"大学ナンバーワン・フッカー"の意地にかけて。

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