18歳女子高生は7人制ラグビー日本代表。「東京五輪で金メダル!」 (3ページ目)
中学卒業後は、親元を離れて國學院栃木高に進学。強豪ラグビー部として知られる同高の男子選手と一緒に練習に励み、研鑽を積んだ。しかし昨年夏、松田は右足首の捻挫がクセになり、全力で走れなくなっていたという。
松田はオリンピックのスコッドに最年少で選出されていた。だが、「東京五輪でいいプレーができるように」と、昨年11月に手術を決断。走れない時期はウェイトトレーニングを重ねて、ベンチプレスではチームトップの85kgを上げられるまでになった。
「焦りや不安はありますが、自分のやることは変わらないので、あまり考えないようにしています。オリンピックまで一日一日、無駄にしないように過ごしたい」
3月末の完全復帰を目標に、現在は別メニューでの調整が続いている。
15歳で代表候補に選ばれてから3年----。初選出された当初の松田は「漠然とオリンピックに出たいな」くらいにしか思っていなかった。しかし、今では「絶対に東京五輪に出たい」という強い思いに変わった。
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