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リーチ マイケルが語るW杯後。
体重減もトップリーグ優勝の思いは増した (3ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文・撮影 text & photo by Saito Kenji


「僕は小学生で、クルセイダーズの初優勝時のパレードに初めていった時、彼がキャプテンだった」

 リーチは懐かしそうに当時を振り返り、次は東芝で一緒に優勝したいという強い思いがある。

 一方、ブラッカダーHCもリーチに全幅の信頼を置いている。練習試合に出ていなかったリーチを開幕戦で80分起用した理由を聞くと、新指揮官はこう答えた。

「ワールドカップ後の(リーチの)疲れは、メンタル的にも肉体的にも見られました。それでも彼が東芝に戻ってきた時に意欲を見せて、(試合でも)ハードワークでエナジーを与えてくれた。リーチのような経験豊富な選手はメンタルのタフネスを見せてくれる」

 東芝に戻ると、リーチは日本代表キャプテンという重圧からも解放されたという。開幕戦では拓殖大出身のルーキーFL/LOシオネ・ラベマイに積極的に声をかける姿も目立っていた。

「日本代表ではHO(フッカー)堀江(翔太/パナソニック)さんが僕の裏にいてくれたので、頼りになった。日本代表でいう堀江さん役を、東芝では僕がやらないといけない。僕はもう、堀江さんのようなドレッドヘアは生えてこないけど(笑)」

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