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五郎丸参戦のスーパーラグビー。
なにが「スーパー」なの? (2ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文 text by Saito Kenji  photo by Getty Images

 スーパーラグビーに参加する選手は、間違いなく世界のトッププレーヤーと言えるだろう。たとえば、2015年ワールドカップの得点ランキングとトライランキングのベスト3を見てみると、いずれもスーパーラグビーの各チームに所属している選手ばかりである。

【得点ランキング】
1位 97得点 ニコラス・サンチェス(SO/アルゼンチン代表/ジャガーズ所属)
2位 93得点 ハンドレ・ポラード(SO/南アフリカ代表/ブルズ所属)
3位タイ 82得点 バーナード・フォーリー(SO/オーストラリア代表/ワラタス所属)

【トライランキング】
1位 8トライ ジュリアン・サヴェア(WTB/ニュージーランド代表/ハリケーンズ所属)
2位 6トライ ネヘ・ミルナー=スガッター(WTB・FB/ニュージーランド代表/ハリケーンズ所属)
3位タイ 5トライ JP・ピーターセン(WTB/南アフリカ代表/シャークス所属)

 スーパーラグビーとは、強豪国のワールドカップメンバー、代表経験のあるベテラン、そして次世代を担う若手が数チームに分かれて編成され、リーグ戦を行なっていると考えれば理解しやすい。また、プロリーグであるため、エンターテイメントに特化した部分も持ち合わせている。「4トライ以上挙げた場合」に無条件で与えられたボーナスポイント(1得点)が、今年から「3トライ以上」にルール変更され、よりアグレッシブな試合が見られることだろう。

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