あの元ベイ投手の息子も!
NFLに現れた次世代QB「7人の侍」 (4ページ目)
【4】ダク・プレスコット
(ダラス・カウボーイズ/2016年ドラフト4巡目・全体135位/24歳)
プロ1年目の昨シーズン、ダク・プレスコットはドラフト4巡目という下位指名ながら、開幕から先発を勝ち取った。そしてダラス・カウボーイズをNFC最高勝率(13勝3敗)に導き、自身はオフェンス最優秀新人賞を受賞。プロボウルにも選出された。
たしかにRB(ランニングバック)エゼキエル・エリオットの存在や、強力な攻撃ラインに助けられたという面もある。だが、司令塔であるプレスコットの成熟したプレーがなければ、あれほどオフェンスも機能はしなかったはずだ。ヘッドコーチのジェイソン・ギャレットも「プレスコットの最大の強みは精神面の落ち着きだ」と、その冷静ぶりを高く評価している。
昨シーズンはパス成功率67.8%(リーグ4位)という高い数字を残しつつ、被インターセプトはわずか4個という成績がプレスコットの冷静さを物語るなによりもの証拠だろう。ミスの少ない成熟した24歳の若きリーダーが率いるカウボーイズはスーパーボウル進出の有力候補だ。
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