八村塁、MVP候補ヤニスと夢の対決なるか。
勝負の後半戦、見どころは? (5ページ目)
そしてシーズン後半戦、最も注視する必要があるのはマイアミ・ヒート(35勝19敗)だろう。
ヒートは現在、イースタン4位。その原動力になっているのが新加入のジミー・バトラー(SF)であることは間違いないが、ほかにも注目すべき選手がいる。オールスター初出場を果たして今季のMIP(最成長選手賞)最有力候補のバム・アデバヨ(PF)や、開幕からスターターに名を連ねて平均15.3得点を記録している新人王候補のケンドリック・ナン(SG)といった若手たちだ。
さらに2月6日、ヒートはトレードでアンドレ・イグダーラ(SG)とジェイ・クラウダー(SF)をメンフィス・グリズリーズ(ウェスタン8位/28勝26敗)から獲得。後半戦に向けて、さらなるチーム力アップに成功している。
イグダーラは昨夏、ウォリアーズからグリズリーズにトレードされたものの、1試合もプレーせずに優勝を狙える強豪への移籍を待っていた。つまり、3度の優勝経験を持つ36歳のベテランは、「ヒートが優勝を狙える可能性を秘めたチームである」と判断したのだろう。
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