2020.02.20

天国のコービーに是が非でも捧げたい。
レイカーズ、10年ぶりの優勝へ

  • 水野光博●文 text by Mizuno Mitsuhiro
  • photo by AFLO

NBA後半戦見どころ@ウェスタン・カンファレンス編

 オールスターが終了し、いよいよNBAは後半戦に突入した。シード争いの行方、新人王、シーズンMVPなどの有力候補は? 後半戦の注目ポイントを紹介する。


コービーを追悼するレブロン・ジェームズ 現在、ウェスタンの首位をひた走るのは、レブロン・ジェームズ(SF)率いるロサンゼルス・レイカーズ(41勝12敗)だ。昨年のオフに「リーグ屈指のビッグマン」アンソニー・デイビス(PF)をトレードで獲得し、優勝への地盤を強固にして臨んだ。

※ポジションの略称=PG(ポイントガード)、SG(シューティングガード)、SF(スモールフォワード)、PF(パワーフォワード)、C(センター)。

 だが今季は、是が非でも優勝を遂げたい理由が加わった。

 キャリア20年をレイカーズに捧げ、2016年に引退したコービー・ブライアントが1月26日(日本時間27日)、ヘリコプターの墜落事故によって帰らぬ人となった。奇しくもレブロンが通算得点でコービー(33,643得点)を抜き、NBA歴代3位となった翌日の悲劇だった。

 レブロンはSNSに、レジェンドの追悼メッセージをこう書き込んでいる。

「約束する。僕はあなたのレガシーを引き継いでいく。あなたはNBA、とくにレイカーズにとって、かけがえのない存在だった。僕はそれを背負い進み続ける。それが僕の責任だ。どうか天国から見守っていてほしい。そして、僕に力を与えてほしい。僕たちは、いつも一緒だ」