渡邊雄太は強気の目標設定。
「W杯で2勝してアメリカ戦を迎えたい」 (2ページ目)
「慢心じゃないですけど、Gリーグのレベルならやれる。あとは、できることをどれくらいNBAに持っていけるか。磨かなければいけない部分はたくさんあります。まずは3ポイント。スリーを高確率で決めることができれば、十分上で使ってもらえると思っています。あとは継続してトレーニングを続け、フィジカルを強くしていくことです」
Gリーグでは2桁得点が当たり前となった渡邊だが、NBAとなると平均出場時間が11.6分ではあることも影響するが、平均2.6得点、2.1リバウンドまでスタッツは下がってしまう。GリーグとNBAの差を、本人はどう感じているのか?
「正直、体つきはひと回り違う。そこはトレーニングを積んで、もっと体を大きくしていかなければいけない。ただ、今は2Way契約があるので、Gリーグでプレーする選手の中にもNBA経験者が多くいます。確実にレベル差はありますが思っていた程ではない。ただ、上に上がった時、昨シーズンはコート上で考えすぎた部分がたくさんありました。経験を積んだ今なら、もっと違ったプレーができる」
実際に今夏、渡邊はNBAの若手、そして今ドラフト上位選手たちも多く出場するサマーリーグ4試合に出場し、平均24.5分のプレー、14.8得点、7.3リバウンドを記録している。
「スキルは確実に上がっていますし、体が強くなった分、リム(リング)周りのフィニッシュ力もかなりついたと思います。経験を積んで視野も広がり、余裕を持ってプレーできています。スキル、フィジカル、経験、全部の成長が組み合わさり、サマーリーグでのプレーになったのかなと。
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