スラムダンク奨学生・猪狩渉
「小さくてもできることを証明したい」 (6ページ目)
「もし、日本人がもっと世界に興味をもって、もっと世界に出てくる選手が増えれば、日本のバスケットボール界も変わると思うんですよ。日本人は無理だとか、そういう固定観念や意識があったりするんですけど、それが"一番の敵"だと思うんですね。一歩、世界に踏み出してみれば、やれないことはないので。だから、下の世代の子たちや能力ある選手たちが、もっと世界に目を向けて出てきてくれれば、日本はもっと強くなるし、それこそNBAも夢じゃない。オリンピックだってメダルも狙えると思うぐらいの能力を持っている人はたくさんいると思う。僕はもっと出てきてほしいですね」
(c)Inoue Takehiko, I.T.Planning Inc. / Shueisha Inc.高校では終われない、君へ。
『スラムダンク奨学金』
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☆井上雄彦先生からのメッセージ☆
奨学生たちは、
日米のバスケの違いを体で実感しながら、
もがきながらも、
その厳しい環境に適応するべく成長していきます。
競い合いを通して米国の文化、
ものの考え方の一端を肌で感じ、
それと同時に、
自分の中にある日本の文化、
考え方を見出すことにもなっているでしょう。
バスケット選手としての成長と、
こころの芯の通った一人の人間としての成長、
その両方を歴代の奨学生たちから見せてもらって、
こちらまで励まされるような思いがしています。
ありがとう。
これからも応援しています。
井上雄彦
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