2016.04.16

【NBA】プレーオフ開幕。
イースト王者キャブスは「天敵」と激突

  • 水野光博●文 text by Mizuno Mitsuhiro  photo by AFLO

NBAプレーオフ2016・ファーストラウンド展望@イースト編

 4月13日にレギュラーシーズンの全日程が終了し、いよいよ今季のNBAはプレーオフへと突入する。決定したファーストラウンド計8カードを、東西カンファレンスごとに紹介したい。まずは、イースタン・カンファレンスの覇権の行方を占ってみよう。

レブロン・ジェームズの見据える先はNBAファイナルのみ[ファーストラウンド対戦カード@イースタン・カンファレンス]
クリーブランド・キャブス(1位)対デトロイト・ピストンズ(8位)
トロント・ラプターズ(2位)対インディアナ・ペイサーズ(7位)
マイアミ・ヒート(3位)対シャーロット・ホーネッツ(6位)
アトランタ・ホークス(4位)対ボストン・セルティックス(5位)

 イーストのファーストラウンド最注目カードと言えば、やはりクリーブランド・キャバリアーズ(57勝25敗/1位)対デトロイト・ピストンズ(44勝38敗/8位)の一戦だろう。第1シードを獲得したのは、昨季のイースト覇者・キャブス。昨年のNBAファイナルではゴールデンステート・ウォリアーズの前に2勝4敗で敗れたものの、それは「ビッグ3」と呼ばれるレブロン・ジェームズ(SF)、カイリー・アービング(PG)、ケビン・ラブ(PF)のうち、アービングとラブを故障で欠き、レブロンが孤軍奮闘しての結果だった。

※ポジションの略称=PG(ポイントガード)、SG(シューティングガード)、SF(スモールフォワード)、PF(パワーフォワード)、C(センター)。

 今季のキャブスはレギュラーシーズン前半、アービングやイマン・シャンパート(SG)ら主力を欠いた状態にもかかわらず、30勝11敗という好成績でカンファレンス首位をキープしていた。ところが、キャブスのフロントはデビッド・ブラット・ヘッドコーチ(HC)を急遽解任。アシスタントコーチだったタイロン・ルーを新HCに昇格させた。