2016.04.17

【NBA】プレーオフ初戦。
S・カリーは何本のスリーを決めるか

  • 水野光博●文 text by Mizuno Mitsuhiro  photo by AFLO

NBAプレーオフ2016・ファーストラウンド展望@ウェスト編

 レギュラーシーズン82試合を終え、各カンファレンス上位8チームによるプレーオフが開幕。空前絶後のハイレベルな戦いを見せるウェスタン・カンファレンスでは、プレーオフでも新たな”伝説”が生まれるかもしれない。ウェストのファーストラウンド、4カードの見どころを紹介する。

突出したシュート力でNBAファンを魅了するステファン・カリー[ファーストラウンド対戦カード@ウェスタン・カンファレンス]
ゴールデンステート・ウォリアーズ(1位)対ヒューストン・ロケッツ(8位)
サンアントニオ・スパーズ(2位)対メンフィス・グリズリーズ(7位)
オクラホマシティ・サンダー(3位)対ダラス・マーベリックス(6位)
ロサンゼルス・クリッパーズ(4位)対ポートランド・トレイルブレイザーズ(5位)

 今季のNBAを観戦することは、「伝説の目撃者となる」ということである。

 レギュラーシーズン、73勝9敗――。今季、ゴールデンステート・ウォリアーズは1995−96シーズンのシカゴ・ブルズを抜き、NBA史上最高勝利記録を樹立した。シーズン最多勝利数の順に振り返ると、1995−96シーズンのブルズ(72勝10敗)のみならず、1971−72シーズンのロサンゼルス・レイカーズ(69勝13敗)も、1996−97シーズンのブルズ(69勝13敗)も、プレーオフを制してNBAを制覇している。ウォリアーズが優勝すれば、もちろん「伝説のシーズン」となり、もしもウォリアーズに打ち勝つチームが現れるのなら、それもまた「伝説のチームを破ったチーム」と呼ばれるはずだ。

 ファーストラウンドで対戦するゴールデンステート・ウォリアーズ(73勝9敗/1位)対ヒューストン・ロケッツ(41勝41敗/8位)の組み合わせは、昨年のカンファレンス・ファイナルと同じカード。昨年は4勝1敗でウォリアーズが勝ち抜いたが、チーム力の差は格段に開いた。ロケッツはジェームス・ハーデン(SG)、ドワイト・ハワード(C)といったスター選手を擁するも、ウォリアーズの前では”引き立て役”にしかならないだろう。

※ポジションの略称=PG(ポイントガード)、SG(シューティングガード)、SF(スモールフォワード)、PF(パワーフォワード)、C(センター)。