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【NBA】プレーオフ中間地点。東西4強に残るチームは? (4ページ目)

  • 水野光博●構成・文 text by Mizuno Mitsuhiro  photo by Getty Images

 ホームコート・アドバンテージはキャブスが持っている。だが、主力のラブを失い、さらにホームでの最初の2試合でスミスも欠く。この2試合が何勝何敗になるかが、シリーズの行方を大きく左右しそうだ。

 続いて、ウェスタン・カンファレンスの対戦カードを見てみよう。まず、第1シードのゴールデンステート・ウォリアーズと第5シードのメンフィス・グリズリーズの争いは、「最強の矛(ほこ)」対「最強の盾」の一戦となる。今季のレギュラーシーズン、ウォリアーズの平均得点はリーグ断トツ1位の110.0点。対するグリズリーズの平均失点95.1点はリーグ2位(1位はユタ・ジャズ)。プレーオフ出場チームに限れば、ともに1位同士の対決だ。

 レギュラーシーズンMVP有力候補のウォリアーズのエース、ステファン・カリー(PG)はファーストラウンドのニューオリンズ・ペリカンズとの第3戦で40得点をマークするなど、プレーオフでも好調を維持している。レギュラーシーズンで唯一2敗を喫したサンアントニオ・スパーズはファーストラウンドで姿を消したため、ウェストを制する最有力候補は、間違いなくウォリアーズだ。

 対するグリズリーズは、スターターのマイク・コンリー(PG)がファーストラウンドのポートランド・トレイルブレイザーズとの第3戦で顔面を骨折。シリーズ全休の可能性もある。

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