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【NBA】ジョーダンの「冗談」によってホーネッツが注目の的

  • 三尾圭●協力 text by Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿178

 10年間使用してきたボブキャッツの名から、かつて本拠地に存在していた愛称へと変更したシャーロット・ホーネッツ。オーナーはご存知、「バスケットボールの神様」こと、マイケル・ジョーダン(51歳)だ。昨シーズンはイースタン7位でプレイオフに進出し、2014-2015シーズンはさらなる飛躍が期待されたものの、現在、勝率は5割に届かずに苦しんでいる。

 ただ、オーナーがジョーダンということもあり、彼のちょっとした発言でホーネッツが全米で話題となった。テレビのインタビューを受けた際にバラク・オバマ大統領(53歳)のことを聞かれたジョーダンは、「彼のゴルフはひどいもんだね」と笑顔で発言。すると、そのコメントを聞いたオバマ大統領は、「彼が私より優れたゴルファーなのは事実だ。私も彼のように過去15年間、毎日ゴルフに明け暮れていれば、話は別だろうけどね」と反撃。さらに、「でも、彼はゴルフ以外にやるべきことがあるはず。ボブキャッツ......じゃなくて、ホーネッツの心配をしたほうがいいのでは?」と、笑顔で応酬したのだ。

 オバマ大統領は、ジョーダンが現役時代に所属していたシカゴ・ブルズの大ファン。もちろん、ジョーダンのことは決して嫌いではない。ただ、大物ふたりの掛け合いによって、今シーズン中位に苦しむホーネッツが注目の的に......。ジョーダンのちょっとした"冗談"が、予想外の影響を及ぼした。

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