竹俣紅アナの、この夏の初体験「競馬の世界では当たり前でも、私にとっては新鮮なものでした」 (3ページ目)

  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

 このインタビューをするにあたり、DAIGOさんから「川田騎手は"KOK(怖いと・思うけど・怖い)"だよ」というお言葉をいただいていたのですが......。具体的な例を挙げながら質問に答えてくださるので、お話がとてもわかりやすく、まったく"KOK"ではなかったです。

 オンエアされなかったお話のなかで印象的だったのは、牝馬について。競馬の世界には「夏は牝馬」の格言がありますが、これについてジョッキーのみなさんはどう感じているのかを尋ねてみた時のことでした。

 川田騎手によれば、「牝馬のほうが気が強い傾向があり、牡馬に比べてへこたれない面がある」とのこと。ふだんの環境と少し違うことがあるだけで、牡馬は走りたくなくなってしまうけれど、牝馬は逆にそれが走る原動力になることもある。つまり、体だけでなく、メンタルでも、暑さに強いのが牝馬だというのです。

 リバティアイランドが新馬戦や桜花賞で後方からの競馬になった時も、川田騎手がそのようなポジションにしようとしたわけではなく、「『私は行かないわよ』という声が聞こえてきた」とおっしゃっていました。"お嬢さん"のそんな性格からも、牝馬の気の強さが伺えます。

 もし私が競走馬だったら、あまりにも走るのが遅くて、「きょうもシンガリでほんとごめんなさい」と、自分の背中に乗っている騎手に気を遣ってしまいそう(笑)。

 実際にジョッキーの方から話をうかがってみると、初めて知ることも多く、本当に学ぶことばかり。またこうして、騎手や調教師の方に直接取材できる機会があったらいいなと思っています。

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竹俣 紅(たけまた・べに)
1998年6月27日生まれ。東京都出身。2021年フジテレビ入社。
趣味:おいしいおそば屋さん巡り ウォーキング ガチャピン
モットー:元気に、地道に、前向きに

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