竹俣紅アナの、この夏の初体験「競馬の世界では当たり前でも、私にとっては新鮮なものでした」 (2ページ目)

  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

 初めて訪れた中京競馬場からの中継は、通常の『みんなのKEIBA』ではなく、『FNS27時間テレビ』の番組内で行なわれました。そのため、同番組グランドフィナーレでの"提供読み"もあって、中継が終わった直後にはお台場のフジテレビへと急行。かなり慌ただしい一日でしたが、お昼には名古屋名物のきしめんも味わえて、充実の"初中京"でしたね。

この記事に関連する写真を見る 初めての経験と言えば、今年の夏は、栗東トレセンで川田将雅騎手のインタビューをさせていただくこともできました。

 ジョッキーの方にインタビューすること自体、これが初めて。それ以前に、栗東トレセンを訪れるのも初めてと、何もかもが初めてづくしの私はとても緊張していましたが、トレセン内に足を踏み入れた瞬間から、ワクワクする気持ちがあふれてきました。

 栗東トレセンの敷地内は、馬が最優先。馬が道路を渡っていれば、車が止まり、渡り終わってから発進。競馬の世界では当たり前のシステムも、私にとっては本当に新鮮なものでした。

 何より目の前を通る馬たちが、かわいいし、かっこいいしで、一頭、一頭見入ってしまう。それでも、私が取材で訪れた日は、ふだんより馬の数が少なかったらしく、これより多いとなると、どんなことになるのか......。

 ただ、目の前にいる馬の名前がわからないのが、もどかしいんですよね。堂々たるたたずまいで愛らしい表情を見せている彼ら、彼女らが、それぞれ判別できたらいいのにな、と思ったりしました。

 もちろん、川田騎手への初インタビューが貴重な経験だったことは、言うまでもありません。お聞きしたいことがたくさんあって、限られた時間のなかであれもこれもと次々に質問させていただいたのですが、川田騎手は一つひとつ丁寧に答えてくださいました。

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