オークスまであと4日。本命なき大一番の行方を見極める「3歳牝馬ランキング」 (2ページ目)

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この記事に関連する写真を見る 1位は、サークルオブライフ。桜花賞では4着に敗れたが、外から強襲して勝ち馬にコンマ1秒差まで迫った。その走りがオークスでの巻き返しへ、大きな期待を抱かせる。

市丸博司氏(パソコン競馬ライター)
「桜花賞は、勝ったスターズオンアースを含めてコンマ1秒差に5頭、コンマ2秒差に4頭がひしめく大接戦。そうした状況にあって、サークルオブライフは外枠(8枠16番)発走のうえ、ずっとインがよかった阪神の馬場で大外から豪快な決め脚を披露しました。

 それゆえ、TF指数トップの3頭のなかでも最上位に評価。今のところ、オークスで◎を打つなら、この馬だと考えています」

木南友輔氏(日刊スポーツ)
「GIIチューリップ賞(3月5日/阪神・芝1600m)が3着、桜花賞も4着と結果は出ませんでしたが、それぞれのレースで2歳女王の貫禄は見せています。牝馬GIでは絶対的な存在の国枝栄厩舎の管理馬。大一番での仕上げに期待します」

吉田順一氏(デイリー馬三郎)
「右手前が利き脚の印象があり、長い直線のコースで結果を出しているエピファネイア産駒。GIIIアルテミスS(1着。10月30日/東京・芝1600m)の内容からも、左回りの東京競馬場でパフォーマンスを上げるタイプなのは疑いようがありません。

 GI阪神ジュベナイルフィリーズ(12月12日/阪神・芝1600m)、チューリップ賞、桜花賞と3度の関西遠征の疲れが気にならないと言えばウソになりますが、オークスを2度勝っている国枝厩舎のノウハウがあれば、その心配も杞憂に終わるのではないでしょうか。ここ2戦の敗戦を糧に、オークスで最善の乗り方を選択できる公算も高いです」

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