【木村和久連載】幸せなゴルフライフを築いてくれる、快適かつ重宝な「居場所」 (2ページ目)
プレーにおいても、同じコースを何度もラウンドすることで、戦略性の学習や飛距離の認識など、学ぶことは多いです。
(2)倶楽部スタッフとの関係
倶楽部スタッフと知り合って、いろいろとサービスしてもらったり、融通を利かせてもらったりするのはうれしいのですが、相手との距離感はほどほどに、ですね。
実は以前メンバーだったコースでは、広報担当者がかなり融通の利く方で、ゴルフ雑誌の取材をさせてもらった際には、まだ昼なのに「何時からコースが空くので、あとはご自由に」と言われ、撮影など思う存分させてもらったことがありました。
ところが、その担当者が異動し、新たな広報担当には規則に厳しい方が着任。再び取材の依頼をすると、今度は「他のメンバーの邪魔になるので、全員プレーが終わってから、手短にしてください」とぴしゃり。「あのぉ、俺もメンバーなんだけど......」と思うと同時に、「それじゃ、日没まで時間がなくて、撮影しづらいんじゃん」といった始末に......。
その時、同じコースでこれほど対応が違うのか、と戸惑いました。だから、コースのスタッフと親しくなるのはいいのですが、ほどほどに、がいいかと。
未来永劫良好な関係を築くことはなかなかできません。倶楽部で働く方々はサラリーマンですから、部署替えや転勤が普通にありますからね。
あと、メンバー同士で仲良くなる場合は、マウントの取り合いに注意しましょう。かつてメンバーだった倶楽部では、競技に出まくったことがあります。その際、こっちは新参者なので、他のメンバーのみなさんにはペコペコしなきゃなりません。
ただ、こっちがずっと下手に出ていると、いろいろと頭ごなしに言ってくる人がいて、ムッとしたことがありました。そういう意味でも、メンバー同士もいい距離感を保ったほうがいいかもしれません。
今では、友だちとのラウンドが中心で、たまに他のメンバーさんとラウンドするくらい。ほどほどの人間関係が、メンバーライフを長続きさせるコツではないでしょうか。
(3)居心地のいい練習場
今年3月、近所のゴルフ練習場が閉鎖され、別のところに通うようになりました。それまでは自転車で5分程度でしたが、今は自転車で10分ほど。距離的にはさほど変わっていません。
それでも、環境的には新しい練習場のほうがよろしいです。何がいいかって、スタッフの対応が気持ちいいのです。
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