【木村和久連載】ホールインワンとエージシュートはどっちがすごい? (3ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 一発で穴に入れられない自分が悪いのですが、ここで逆転の発想をします。「保険を解約したら、ホールイワンを達成した」なんて話をよく聞いたので、すぐに解約することにしました。が、それからはや5年、いまだホールインワンの夢は達成されていません......。

 かつて、ホールインワンを達成したにもかかわらず、保険に入っていなかった漫画家の先生がいました。その先生は、やはりクオカード、当時だとテレホンカードでしょうか、その類いのものを配ってごまかしていましたね。たぶん、今私が達成しても、そんなもんかなと思います。

 それにしても、100万円の保険っていうのはデカいですよね。「キャバクラ代は落ちるのか?」「もっとエッチな店はどうなんだ?」と、ホールインワンを達成した友人に根掘り葉掘り聞きましたが、風俗系は行っていないので、わからないとのことでした。なので、ホールイワンを達成して夜の街へと出陣する場合は、「風俗でもホールインワン保険が降りるのですか?」と、恥を忍んで保険会社に聞いてからにしてくださいね。

 ちなみに家族旅行や、ホールインワン達成時の同伴メンバーとの再ラウンドとかは、すべて保険で賄ったそうです。唯一自腹を切ったのが、キャディーさんへのご祝儀。自分のホームコースだったので、見栄もあったのでしょう。1万円をポケットマネーから出したとか。これは、仕方がないでしょうね。

 話を戻しますが、やはりホールインワンも「すごいこと」です。自分もそうですが、周囲で達成したという話を頻繁に聞くことはありませんから。

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