【木村和久連載】ホールインワンと
エージシュートはどっちがすごい? (2ページ目)
ちょっと話は逸れますが、先日、ゴルフ仲間がホールインワンを達成していました。彼は知り合いの漫画家さんに描いてもらったという、本人のイラスト入りのクオカードを配っていました。クオカード代だけで1000円。それを100枚以上は配っていましたから、大した出費ですね。
めでたい話ですから、コンペ仲間の幹事が気を利かせて「ひとり、5000円ずつ出して、何か記念品でも贈ろう」と発案し、コンペ仲間に呼びかけました。しかし、その案には誰も賛成せず、廃案に......。
なぜかというと、その人のホールインワン保険は100万円。それを資金にして、すでに何十万円分のお祝いコンペや宴会をやってしまっていたのです。ですから、保険金の存在と残額を知っている仲間たちは、むしろ「おまえがキャバクラでも奢れよ~」って、感じだったわけです。
ところで、ホールインワンって、お祝いをあげるものなのか、あるいはお祝いをいただくものなのか。そこは、悩みどころです。
その参考になる答えは、ホールインワン保険に入っているかどうかが、基準になります。保険に加入していれば、達成者からお祝いをいただくのが通例でしょうね。
以前、私もホールインワン保険に入っていました。それは、月1000円の掛け金で、ホールインワンを達成した場合、保険会社が50万円相当のお金を賄うというものでした。かれこれ20年ぐらい続けて、トータル20数万円は払ったのですが、一向にホールインワンは出ませんでした。
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