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サッカー日本代表U21世代がU23アジアカップ優勝のなぜ 若い選手たちの成長スピードが速い

  • 松尾祐希●取材・文 text by Yuki Matsuo

 サウジアラビアで行なわれたAFC U23アジアカップで、日本が優勝。今回21歳以下のチームで臨んだ日本は、なぜ2歳年上の相手たちを上回ることができたのか? 現地取材のライターがレポートする。

【過去に苦戦してきた2歳差の大会に優勝】

 1月25日、AFC U23アジアカップ サウジアラビア2026の決勝が行なわれ、日本は中国代表を4-0で下し、歴代最多となる3度目の優勝を飾った。

AFC U23アジアカップで優勝した日本代表 photo by Hiroyuki SatoAFC U23アジアカップで優勝した日本代表 photo by Hiroyuki Satoこの記事に関連する写真を見る このU23アジアカップは2年に1度開催されていて、五輪イヤーに行なわれる時は本大会への出場をかけたアジア最終予選を兼ねる。つまり、2大会に1度五輪予選となり、今回のように五輪開催の狭間にあたる年の大会は、ほとんどの国が23歳以下の選手たちを強化する場にあててきた。

 しかし、日本は狭間の大会でも五輪世代の強化を目的とし、23歳以下の大会に2歳年下にあたるU-21世代で参戦。そのスタンスはここ何年も変えていない。ただ、結果を残すのは難しく、過去の大会ではパワーやフィジカルで上回る難敵に苦渋を舐めさせられてきた。

 実際に森保一監督が率いた2018年大会は、板倉滉や伊藤洋輝といった東京五輪世代の選手が出場しながらベスト8で敗退。大岩剛監督が率いた2022年大会は、鈴木唯人や鈴木彩艶らパリ五輪世代が出場したが3位に終わっている。

「年齢は関係ない」とスタッフも選手も口にするが、2歳上の相手に勝ちきるのは至難の業。

 だが今回、若き日本代表は今まで何度も跳ね返されてきた壁を跳ね返し、最高の結果を掴んだ。2歳上の相手にも全く動じず、個々の力でもチーム力でも相手を上回った。

 なぜこれだけ圧倒的な力を示せたのか。その背景には、選手の成長スピードが加速している点がある。

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著者プロフィール

  • 松尾祐希

    松尾祐希 (まつお・ゆうき)

    1987年、福岡県生まれ。大学卒業後、サッカー専門誌『エルゴラッソ』のジェフユナイテッド千葉担当や『サッカーダイジェスト』の編集部に籍を置き、2019年6月からフリーランスに。現在は育成年代や世代別代表を中心に取材を続けている。

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