全米OP、松山英樹が一気に優勝争いへ。
2日目のヒデキは別人だった (3ページ目)
猛チャージを決めたあとでも、松山は松山だ。メジャーの舞台で優勝を争うことに「高揚感はないのか」と訊ねても、しばらく考えたあと、「特にはないです」とにべもない。
しかし、その視界には、その胸中には、日本人初の快挙に向け、自分自身に期するものがあるはずだ。
ラウンド後、陽の沈みかけた練習グリーンには、たったひとり、パターを手にし、ひたすら打ち続ける松山の姿があった。
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