【木村和久連載】コースレートって、
どうやって算出しているのか (5ページ目)
このコースレート、理想を言えば各ゴルフ場が10年に1回は査定をして、新しいコースレートを更新していったほうがいいでしょうね。鶴舞CCのメンバーだった頃、ちょうどコースレートの更新が行なわれ、樹木が茂って難しくなったので、平均0.5ほどコースレートがアップしたのを覚えています。
ただそうは言っても、実際問題としてコースレートの更新にはわりとお金がかかります。基本はJGAに加盟していることが前提ですし。そうなると、JGA加盟料も払うことになり、経営難で四苦八苦しているコースにとっては、かなりの負担になります。
実情としては、コースレートを更新しないコースは多く、そもそもコースレートを測定していないコースも結構あります。
そんな状況を打破するためにも、誰か、スマホで簡単にコースレートを計測できるアプリ作ってくださいな。たぶん、それが実現できたら、開発者はゴルフ殿堂入りができるかも、ですよ。
木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。
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