ツアーに復帰したタイガー・ウッズ。
盟友フェデラーの復活劇に続けるか
過去に7勝を挙げている、大得意のファーマーズ・インシュランス・オープン(1月26日~29日/カリフォルニア州)で、17カ月ぶりにツアー復帰を果たしたタイガー・ウッズ。結果は、初日「76」、2日目「72」、通算4オーバーで予選落ちに終わった。
ツアー復帰を果たしたタイガー・ウッズ 同大会でウッズが決勝ラウンドに進めなかったのは、初めてのことだ。でも、この結果は決してサプライズではない。メディアやファンらの大方の予想も、ウッズがすんなり予選突破できるとは見ていなかった。
ウッズは昨秋、ツアー復帰を表明した際に「これからが"僕の第2の人生"」と位置づけた。そこには、現役選手として、まだまだメジャー勝利を目指す一方で、コースデザインなど多方面のビジネスも活性化させていく、という意味が込められている。
はたして、その"第2の人生"の幕開けは、ウッズの近未来に暗雲を漂わせたのだろうか? それとも、ウッズが言うように「これはまだまだプロセス。回を重ねていくことで、どんどんよくなっていく」というものだろうか?
正直、この1試合だけでそれを推し量ることはできない、というのが率直な感想だ。
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