【木村和久連載】あなたは大丈夫?「こじらせゴルファー」の憂鬱 (2ページ目)
◆練習をしすぎる
人生は何事もほどほどに、ですね。私なんて今年の夏、基礎体力を作ろうと、3カ月ほど毎日ジョギングをしてがんばっていたんですね。そうしたら、膝をやられて、一時は歩行すら困難に......。素人の急な運動は、こうですから。
ゴルフの練習も、昔はひどいときには朝、昼、晩と3回、納得するまでやりました。その挙句、肩をパンパンに腫(は)らして、翌日のラウンドは大叩き。それじゃあ、練習をやる意味ないじゃん!って思いますわ。
知り合いにも、練習をしすぎて、あばら骨の疲労骨折とか、背中を痛めて手術したとか、そんな武勇伝をたくさん持っている輩がいますけど......。
練習しすぎて本番ではさっぱり、なんてことにならないようにしてください ベストスコア更新中の方は、2日に1回ぐらい練習してもいいでしょうが、成長が止まった方は、せいぜい月1回の練習でいいんじゃないですか。あとは、コースで練習すれば十分です。
練習というから、勘違いして打ちまくるわけです。練習場では、日頃のショットが打てているのか、その確認作業をすると思えば、ほどほどに終わることができます。
スコアの高度成長時代が終わった方は、新しいアプローチ法とか、ドローボールを覚えるとか、そういうこともしないほうがいいです。現状維持で御の字だと思いますよ。
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