【木村和久連載】あなたは大丈夫?「こじらせゴルファー」の憂鬱
専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第87回
ゴルフを始めて、何年が経ったでしょうか。私は1990年ぐらいにデビューしましたから、25年ぐらいとして四半世紀ですか。さぞかし上手くなったかと思いきや、いまだ「100」を叩く始末......。
それに引き換え、女子ゴルフ界の新星・畑岡奈紗選手は、ゴルフを始めてわずか6年でツアー優勝、それもメジャー大会の日本女子オープンを制すって、なんだんねん。しかも、まだ弱冠17歳ですよ。
そんな姿を見ると、「やっぱり俺はゴルフに向いていないのかなぁ」なんて思うのですが......、ほとんどのアマチュアゴルファーがそうなんですよね。
というわけで、いまだ発展途上の諸兄、嘆くことなかれ! 我々は大した才能もないので、地道な精進が大切です。
ただ、そんなこと言うと、「そうか、凡人は練習あるのみか」「じゃあ、人の倍は努力しよう!」と思ったりするのでしょうが、そうやってがんばりすぎると、逆にこじらせることが多いのがアマチュアゴルファーです。すなわち、アマチュアは「がんばっても、がんばらなくても、しんどい」というパラドックスに陥りがちです。
じゃあ、どうすりゃ、いいねん!? まあ、まずはそのこじらせぶりを、とくと拝見してみましょう。
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