2014.06.12

全米OPに挑む松山英樹。世界が本気で警戒するV候補

  • テレビ朝日 全米オープン取材班●構成 text by tv asahi US open crew
  • photo by Getty Images

 現地6月12日早朝(日本時間6月12日夜)、第114回全米オープンがいよいよ開幕する。舞台はノースカロライナ州のパインハースト№2。1999年、2005年と、過去に2回開催されているアメリカ屈指の名門コースだ。

 今年は大会史上初めて、男女同じコースで開催される(全米女子=現地6月19日~22日)ことでも話題だが、男子の設定はさすがにハード。全長7562ヤード(パー70)と、2005年大会から346ヤードも延長された。さらに、近年の大改造によってラフが刈り採られ、フェアウェーを外すと「ワイヤーグラス」と呼ばれる荒れ地が待ち受ける。そのうえ、「世界一難しいセッティング」と言われる全米オープンだけあって、馬の背のように湾曲した高速グリーンも強烈。難関コースが選手たちを苦しめることは間違いない。

全米オープンの練習ラウンドで充実した表情を見せていた松山英樹。 今大会最大の注目は、なんと言ってもザ・メモリアルトーナメント(5月29日~6月1日)で米ツアー初優勝を飾った松山英樹(22歳)である。青木功、丸山茂樹、今田竜二に続いて日本人4人目の快挙を遂げた男が、日本人初のメジャー制覇を果たせるか、だ。

 そんな松山への関心は、日本だけにとどまらず、世界中から集まっている。まずは、昨年大会のチャンピオンであるジャスティン・ローズ(33歳/イングランド)が、公式会見で松山について語った。

「松山は(全米オープンを)勝てる要素を持っていると思う。飛距離も出るし、パッティングもいい。そして、メモリアルトーナメントではプレーオフの末に優勝を飾った。それは、彼の勝負強さの裏づけになったと思う。彼がメジャーで勝つ日は、必ず来るだろう」