【欧州サッカー】ルイス・スアレスは単なるトラブルメーカーではない 噛みつかれた相手も実力を認めた (4ページ目)
【決して品行方正ではなかったが...】
この類(たぐい)まれなる得点力と、狂気にも近い勝負根性が同居するアタッカーを、因縁のキエッリーニは次のように評している。
「スアレスのようなストライカーと対峙するのが好きだった。私もピッチ上ではクソ野郎だし、悪意はフットボールの一部でもある。噛みつきが不正行為だとは思わない。勝利のためには貪欲であるべきだ」
なんという称賛だろうか。決して品行方正ではなかったが、スアレスは勝つためなら手段を選ばず、クラブのため、ウルグアイ代表のために戦った。だからこそ噛みつかれたキエッリーニも、その実力を認めたに違いない。
「スアレスはチームのためなら血を流すことだっていとわない。彼がいるからこそ、我々バルセロナは戦える」
あのメッシも絶賛している。ルイス・スアレス......。ただ者ではない。
著者プロフィール

粕谷秀樹 (かすや・ひでき)
1958年、東京・下北沢生まれ。出版社勤務を経て、2001年
、フリーランスに転身。プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、 海外サッカー情報番組のコメンテイターを務めるとともに、コラム 、エッセイも執筆。著書に『プレミアリーグ観戦レシピ』(東邦出 版)、責任編集では「サッカーのある街」(ベースボールマガジン 社)など多数。
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