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【ワールドカップ2026】若き天才、ラミン・ヤマル 新時代の象徴から目が離せない

  • text by Sportiva
  • photo by Aflo

【ワールドカップ2026 注目選手】
(6)ラミン・ヤマル(スペイン)

2026年ワールドカップにおいて、「新時代の象徴」として最も注目されるであろう選手がラミン・ヤマルである。今回は18歳にしてスペイン代表の攻撃を牽引する、この天才について紹介する。

ラミン・ヤマルphoto by Aflo

驚くべき成長でトップスターに

ラミン・ヤマルは、バルセロナの育成組織「ラ・マシア」が生んだ最高傑作のひとりである。2023年4月、わずか15歳9カ月16日でトップチームデビューを果たし、クラブ史上最年少出場記録を塗り替えた。その後、驚異的なスピードで進化を続け、2024-25シーズンには公式戦55試合に出場し18ゴール21アシストを記録。バルセロナの国内三冠(ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、スペイン・スーパーカップ)達成に大きく貢献した。

個人では2024年と2025年の2年連続でコパ・トロフィー(21歳以下の世界最優秀選手に贈られる賞)を受賞し、2025年はバロンドール投票でも2位にランクイン。早くも現役最高峰のウインガーとしての地位を確立している。

世界での勝負強さは折り紙付き

今大会がヤマルにとって初めてのワールドカップ出場となるため、本大会における出場記録や得点実績は存在しない。しかし、16歳で出場したユーロ2024では、最年少出場、最年少得点、最年少アシストの記録を次々と更新してスペインの優勝に貢献し、大会最優秀若手選手賞を受賞した。この国際大会での勝負強さが、初参戦となるワールドカップでも期待されるゆえんだ。

スペイン代表は、欧州予選のグループEを首位で通過し本大会出場を決めた。ヤマルはこの予選期間中、すでにチームの主力として定着しており、右サイドからの打開力で多くの得点機を演出している。ニコ・ウィリアムズとの両翼は欧州屈指の破壊力を示しており、スペインが優勝候補の筆頭として本大会に臨む原動力となっている。

直近の2025-26シーズン終盤には負傷によるコンディション低下があり、本大会出場が懸念されたが、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督は現時点では招集メンバーに含めている。

19歳で主役の座に躍り出るか

ヤマルには、ペレやエムバペのように、10代でのワールドカップ制覇の勲章が期待されている。大会期間中の7月13日に19歳の誕生日を迎える彼は、準決勝や決勝という大舞台で自らを祝うようなパフォーマンスを見せることができるだろうか。

圧倒的なドリブル突破によるチャンスメイクはもちろん、カットインからの精度の高いシュートによる得点が求められるが、ケガ明けの影響を考慮し、グループステージでは先発ではなく勝負を決める切り札としての起用も示唆されている。いずれにしても、スペインが2010年以来となる二度目の頂点に立つためには、彼の活躍が不可欠だろう。

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