【プレミアリーグ】佐野海舟の市場価値が右肩上がり 滅法強い1対1は「マンC新時代」の旗手になれる能力 (4ページ目)
【未来は自力で動かせる】
その一方で、2028年にクラブ創立150周年を迎えるマンチェスター・ユナイテッドが興味を示すかもしれない。リバプールが遠藤航に続くふたり目の日本人タリズマン(守り神)として迎えるのか、あるいはチェルシー、アーセナルといった強豪がリストアップするのか。
今シーズンのパフォーマンスを来シーズンも維持できれば、佐野の存在価値は右肩上がりだ。プレミアリーグだけではなく、レアル・マドリードやバルセロナの獲得リストにまで上がる可能性もあり、『KAISHU SANO』の名前は世界中に知れ渡るだろう。
過去は変えられないが、未来は自力で動かせる──。
著者プロフィール
粕谷秀樹 (かすや・ひでき)
1958年、東京・下北沢生まれ。出版社勤務を経て、2001年
、フリーランスに転身。プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、 海外サッカー情報番組のコメンテイターを務めるとともに、コラム 、エッセイも執筆。著書に『プレミアリーグ観戦レシピ』(東邦出 版)、責任編集では「サッカーのある街」(ベースボールマガジン 社)など多数。
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