旗手怜央、初の海外組として参加した日本代表戦の大変さを振り返る。「ボールが二重に見えた」

  • text by Harada Daisuke
  • photo by Sano Miki

 記録的には、自分にはゴールもアシストもついていない。でも、チームの勝利に爪跡を残せたのは大きかった。あのプレーがあったから、続くセント・ジョンストン戦で先制ゴールを決め、PKを獲得するプレーにもつなげられていると思っている。

 信頼を勝ち得るには時間が掛かるが、失うのは一瞬だと感じている。

 チームにはやり続けてきたことによる積み上げを感じる一方で、シーズン途中に加入した自分たちの力もあって、2位から首位に立つことができていると、(前田)大然とも話している。

 リーグ戦も佳境になり、自分でも認めるくらいに疲労を感じてはいるけど、チームがリーグ優勝するために、今の自分にできることをやり続けたい。その先に、おそらくタフさや逞しさがあると信じている。

旗手怜央
はたて・れお/1997年11月21日生まれ。三重県鈴鹿市出身。静岡学園高校、順天堂大学を経て、2020年に川崎フロンターレ入り。FWから中盤、サイドバックも務めるなど幅広い活躍でチームのリーグ2連覇に貢献。2021年シーズンはJリーグベストイレブンに選ばれた。またU-24日本代表として東京オリンピックにも出場。2021年12月31日にセルティックFC移籍を発表。今年1月より、活躍の場をスコットランドに移して奮闘中。3月29日のカタールW杯アジア最終予選ベトナム戦で、A代表デビューも果たした。

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