フィーゴが久保に太鼓判。
「レアルでプレーするチャンスが必ず来る」 (3ページ目)
ユーロ2020でポルトガルの連覇を期待するフィーゴ 言わずもがなではあるが、ルートこそ同じではあるが、ケースとしては比べるべきではないということだ。当時27歳、バルサでひと通りの活躍をしてクラブの象徴的な存在でもあったフィーゴ。同じ年に欧州年間最優秀選手となったスタープレーヤーのレアルへの移籍と、ラ・マシア(バルセロナの育成組織)から日本を経てレアルBへ移籍したばかりの10代の選手では、意味合いがまったく違って当然だ。
とはいえ、18歳からプロで活躍する選手は現在でも決して多くはない。各チームに一人二人、いるかいないかだ。フィーゴは自身のキャリアをこう振り返る。
「18歳でプレッシャーに感じることはないんだよ。私はどちらかというと楽しくプレーをしていたな。その頃は幸せでしょうがなかった。プロになる目標を実現できて、ただただうれしかった。当時は、プロになるということがゴールで、その先のことなんて考えてなかったから。プロになったあとは、目の前にあることの中から、次のステップのためにベストの選択をすることを心がけていたな」
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