2020.02.28

ロナウド、沈黙。リヨンが大博打に
勝ってユベントスから大金星

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by AFLO

 サッカーの醍醐味のひとつとも言える「番狂わせ」が減少して久しいチャンピオンズリーグ(CL)だが、今シーズンのラウンド16では下馬評を覆す試合が続いている。優勝候補の一角ユベントスがアウェーに乗り込んだリヨンとの一戦も、例外ではなかった。

決定的チャンスを逃して悔しがるクリスティアーノ・ロナウド 選手個々のクオリティ、選手層、経験値、監督の手腕、クラブの財政規模……。それらどれをとってもユベントスがリヨンを上回っているのは、誰もが認めるところだ。とりわけ、CLに勝つための重要なファクターであるビッグネーム、つまりクリスティアーノ・ロナウドの存在がユベントス有利を決定づける要素になっていることは間違いないだろう。

 しかも、35歳になったロナウドは今シーズンも衰え知らずの活躍ぶりで、現在国内リーグ戦ではセリエAタイ記録となる11試合連続ゴールを更新中。今季のCLではまだ2ゴールではあるが、ここ数年はシーズン後半戦からコンディションがトップギアに入る傾向があるだけに、当然ながらこのリヨン戦でも最大のキーマンとして注目された。